フライフィッシングの基本技術
フライとは毛ばりと呼ばれる疑似餌のことで、フライフィッシングとはそのフライを用いた釣りのことを指します。フライフィッシングは主に湖釣りや渓流釣りに使われる手法でありますが、ここでは渓流釣りの基本技術であるリーチキャストを紹介します。リーチキャストはライズ（水面の餌を狙っている魚）を釣るのに有効な技術です。具体的な方法としてはまず、ライズを見つけたらそれに向かってキャスト（仕掛けを投げること）します。それと同時に、糸が伸びきる前に身体の斜め前へロッドを倒していきます。糸が完全に着水したらいつでも釣れる体勢を取り、フライをライズへ近づけていきます。リーチキャストには、フライが水に流れる時の不自然さをなくし、本物の餌のように錯覚させられるという利点があります。
メンディング
メンディングは、リーチキャスト後に糸の形を整えることで、川の流れに沿ってライズ、フライ、糸の順になるようにする技術です。具体的には、下がった状態のロッド（竿）を一度立てた状態に戻し、糸を浮かせながら形を整えていきます。それから、少しずつロッドをロッドを降ろしていき、元の状態に戻します。